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 このブログは、昭和36年3月に宮崎県小林市の中学校を卒業した、同級生146名の近況報告をはじめ、同級生同士の情報交換や同窓会開催連絡、昔の思い出などを語り合うためのものです。総ての記事は同級生からの投稿で運営していきます。ブログ記事の文字を大きく表示して見易い画面フォーマットに変更しました。パソコン画面を横に広げると、ブログ記事も横方向に広がり、1行当りの文字数が増えて読み易くなります。【平成27年3月23日】


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8月になった。真夏日や猛暑日が続いているが、あと1か月の辛抱である。
1週間ほど前、何時もの散歩道から、ちょっとだけ遠回りして『農業用水の貯水池』の周り(遊歩道)を歩いてみた。
その時、見つけたのが『蒲の穂』(写真)である。
この『蒲の穂』は70年間生きてきて、初めてお目にかかった珍しい植物である。
近づいて観てみると、ものの見事に中心部の茎の周りに、均等な状態で肉(?)が巻き付いている。
とても自然に出来上がったものとは思えない.....まるで人間が手を加えたように見える。
実は、これが ”ウナギの蒲焼” の語源であるという。

30数年前のテレビのクイズ番組で、この『蒲の穂』の写真を見せて「これが ”ウナギの蒲焼” の語源となった植物である....○か✕で答えろ!」という問題だった。
確か回答者6人の中で1人だけ○で正解だった。
現在の蒲焼とは、似ても似つかないこの『蒲の穂』であるが、その時の解説では.....
「昔、ウナギを捕まえて料理するのに3枚におろすという文化がなくて、胴体をぶつ切りにして縦に串をさして焼いた。こげ茶色に焼きあがったのが『蒲の穂』に酷似していたことから『カバヤキ』となった」ということだった。
その時以来「この植物を一度は見てみたい」と思っていたので、実物を発見したときはちょっとした感動をおぼえた。

実は.....この焼き方を少年時代に体験している。
それは中学校2年生の夏休みの事であった。
滅多に氾濫しない『岩瀬川』が、その時の大雨で増水し川全体が茶褐色に濁ってしまい、川沿いにある『東柿川内』という部落の『田んぼ』30数枚が水没したことがある。
1週間ほど経ってようやく水量も減り乳白色(白濁り)になってきた。
当時は『白濁り状態』になると、川の生き物たちに食欲が出てきて釣れるようになると言われていた。
夕方、細くて強い麻紐を長さ1m程度に切って ”ウナギ針” を結んで、ミミズを餌に流れの緩やかな場所に『置き針』をして、翌朝引き上げに行った。
7本仕掛けていた針に3匹のウナギが食いついていた。
3匹のウナギはしっかりと針を呑み込んでいてくれたので、そのまま持ち帰った。

母親に見せると「長くて、ヌルヌル、クネクネ はダメだ。捨ててこい」とい言っている。
父親も「捌けない」と言っていたが、能書きだけは知っていた。
「まず、まな板にキリでウナギの頭を刺して、背中から包丁を入れて骨に沿って3枚におろし串を刺して焼けばいい。」
と簡単に言っているが、クネクネ・ヌルヌル動いているので包丁など使えない。
危うく手を怪我しそうなったので、3枚おろしは諦めた。

窮余の一策で、胴体を5~6cm程度の長さにぶつ切りをして、骨に沿って縦に串を刺して囲炉裏の『ゴトク』に金網を乗せて焼き始めたが、胴体丸焼きなのでウナギの中(芯)まで火が通らない。
『ウナギの半焼きは食中毒になる』と言われていたので、じっくり焼こうとするがウナギの脂で炎が上がって『まっ黒コゲ』になるばかり.....。
そこで串を囲炉裏の脇に刺して『アユの塩焼き』状態で4~5時間放置。
すると水分も脂も総て抜け落ちて、ウナギの燻製になってしまい、パサパサした白身の淡白な味に仕上がった。
全く不味い。2~3口食べただけで捨てた。
その後はウナギ釣りは止めている。

専門の料理人が捌いた『ウナギの蒲焼』を食べたのは、22歳の時だった。
『あの時のウナギは美味かったなぁ~....」そして思った。
丸々と太った『天然ウナギ』......希少価値のある最高の食材を最低の料理で味わったのは私だけかもしれない。
それにしてもあの時は勿体ないことをしてしまった。
随分昔のハナシである。【K-正人】
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