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 このブログは、昭和36年3月に宮崎県小林市の中学校を卒業した、同級生146名の近況報告をはじめ、同級生同士の情報交換や同窓会開催連絡、昔の思い出などを語り合うためのものです。総ての記事は同級生からの投稿で運営していきます。ブログ記事の文字を大きく表示して見易い画面フォーマットに変更しました。パソコン画面を横に広げると、ブログ記事も横方向に広がり、1行当りの文字数が増えて読み易くなります。【平成27年3月23日】




美男蔓(びなんかずら)に出会ったのは10年余り前になる。
その頃私は還暦を節目に「四国88箇所」巡りをしていた......と言っても貸し切りバスのツアーだから一番楽な遍路である。
『楽』と言えども、それは弘法大師が開いた霊場を廻る修行の1年である。
バスツアーとは言え満願に達した時は晴れ晴れとした達成感があった。が、究極は『歩き遍路』らしい。
ツアーが終わってみると「歩いてみたい」と思うようになった。
しかし、あの山深い四国の遍路道を一人で廻る勇気は無かった。
そんな折、和歌山から『歩き遍路ツアー』の募集があった。
「待ってました」とばかりに早速申し込んだ。

歩き遍路は四国4県(徳島、高知、愛媛、香川)を4年かけて回ると言うツアーである。
最初は1番札所徳島の霊山寺(りょうぜんじ)から始まった。
十数名の歩き遍路である。
夫々遍路の目的は違う。夫々がそれぞれの思いで歩くのである。
先頭と最後尾に先達(せんだつ)と呼ばれる遍路の案内人がいる。
その上、途中歩けなくなった人はバスが並走しているから、なんにも心配は無い。
しかし、山道に入るとバスを当てにはできないので、自力で歩かねばならないのだ。 

ある時、山の中を歩いていると脇の木々の中に赤い実を見つけた。  
緑の葉っぱの間に赤い実が一際目立っていた。皆、その赤い実を囲んだ。 
ピンポン玉より少し大きいまん丸な赤い実は中に小さな粒が固まっていた。 
私は始めてみる植物だった「世の中にこの様な美しい形の植物があるとは.....」とはじめて見る美しさに言葉を失うほどの衝撃だった。
ジッと見つめて感嘆した。
これは『美男蔓』だと誰かが教えてくれた。 

緑の木々の間から5つ6つ赤い実が紐に吊るされたように、垂れ下がって艶やかに輝いていた。

『美男蔓』どうして美男なんだろう.....何で美女ではいけないのだろう。

素朴な疑問にネットで調べてみた。 
昔、この蔓を削って水に浸すとネバネバした樹液が出てくる。
それを武士たちの整髪料として使ったとある。
さぞかし今で言うイケメンになった事だろう。   

遠い昔、私が小学2~3年頃だろうか母が木を削って、水に漬けた半透明のトロトロしたのを「髪が綺麗になっとよ」と言いながら、お河童の髪に付けてくれた。

それが『美男蔓』だったのかも知れない。
3~4年前、近くの根来寺の境内に『美男蔓』を発見した。

あの山の中にしか生えていないと思っていたので、驚きと嬉しさはひとしおだった。
「どうぞ、心無い人に盗られません様に」と祈った。

この歩き遍路も参加人数が少なかったので、会社としては採算が合わなかったらしく途中で中止しますと言い出した。
吃驚(びっくり)である。 
「何とか徳島一国参りだけはして下さい」と談判した。
私は傍観していたが、結局徳島だけの歩き遍路と言うことになった。
1年間の体験だったが、山あり海ありそしてお接待ありのいい体験をさせていただいた。
テレビに思い出の所が映ると懐かしく思い出す。
そしてこの『美男蔓』も思い出の一つである。【H・靖子】

【写真】『美男蔓:別名=実蔓(さねかずら)』インターネットから借用しました。
いかにも美味そうに見える、この『美男蔓の実』は食べられるのか?
インターネットで調べてみても、” 食べられる ” とも ” 食べられない ” とも書いてないし、” 有害か無害か ” とも書いてない。
誰か食した人はいませんか? 味はどうでしたか?
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