忍者ブログ
サキヒットベー♪
 このブログは、昭和36年3月に宮崎県小林市の中学校を卒業した、同級生146名の近況報告をはじめ、同級生同士の情報交換や同窓会開催連絡、昔の思い出などを語り合うためのものです。総ての記事は同級生からの投稿で運営していきます。ブログ記事の文字を大きく表示して見易い画面フォーマットに変更しました。パソコン画面を横に広げると、ブログ記事も横方向に広がり、1行当りの文字数が増えて読み易くなります。【平成27年3月23日】




夏本番になってきた。日中の猛暑は流石に外出する気にはなれない。
汗を拭き拭き暑さに耐えながら長~い一日がやっと終わる。
夕方になると気持ちのよい風が吹いてくる。
日課にしている夕刻の散歩のついでに、昼間買い忘れた物を近くのスーパーで買って帰ろうと家を出た。

夕闇迫る頃三々五々散歩の人たちが歩き始める。
約1時間あちこち見ながら、人通りの少ないところを選んで歩くのが私流である。
夜風に吹かれながら街の明かりもチカチカ灯りだした。
目的の物を買う。
出かけるときは出来るだけ手ぶらで歩きたいので、千円札一枚ポケットに押し込んで出かけた。
スーパーで買い物をして小袋に入れてもらった。
お釣とレシートをズボンの前ポケットに押し込んで店を出る。

さて、右に行こうか左に行こうか?一寸思案したが右の道を選んだ。此方の方が少しばかり明るいからだ。
信号を渡り歩道を歩いていると、話し声が聞こえたような気がした。
振り返ってみる。誰もいない。
反対の歩道かな? 暗がりを目を凝らしてみるが誰もいない。
歩いているのは私一人だけだ。
「どうも気のせいだったらしい。」
車も途切れ途切れに信号で停まった分だけ流れていく。

ところが今度は後ろから足音が聞こえてきた。 
「先に行ってもらおう こういう時は道を譲った方がいい」と思って歩を緩めた。
中々追い越さない。振り返った。誰もいない。 
気のせい?と思い直して歩き始める。
するとまたもや足音が後ろから付いてくる。
止まって振り返る。誰もいない。
後ろから付いてくる低い『ザッ ザッ』と言う足音が気になってしょうがない。
3~4回同じ事を繰り返した。  

流石の私も薄気味悪くなってきた。
我が家まであと300メートル『ザッ ザッ』と低い足音は確実についてくる。
「ひょっとして私の靴音?」 その場で足踏みしてみた。
靴には異常は無い。まさか『幽霊?』だったらどうしよう。
でも「そんなはずは無いか.....」 辺りはすでに暗くなっている。
『ザッ ザッ』絶対に私の後を付いてきている。
私が歩けば歩き、止まれば止まる.....どういうことだろう。

問題の答えが見えないまま家を目指す。
家まで約200メートル。そしてやっと思い当たった。
「あっ?ひょっとしたら?」
「ポケットに入れたレシートと硬貨?」 ポケットを押さえて歩いてみた。
先ほどの足音はプツンと消えていた。
「な~~んだ そうだったのか」もやもやが消えた。

「幽霊の正体は?」と聞けば「レシートと硬貨なり」と言うことである。
店で貰ったレシートと硬貨がポケットの中で、私の歩調に合わせて動いていただけだった。
それにしても絶妙なバランスで人を驚かすような音を出すなんて.....判ってしまえば笑い話である。【匿名】

【写真】 匿名投稿者のタイトル『幽霊の正体見たり枯れ尾花』(=枯れすすき)。インターネットから借用しました。

PR
この記事にコメントする
お名前:
タイトル:
文字色:
メールアドレス:
URL:
コメント:
パスワード:   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
- HOME -
Powered by      忍者ブログ | [PR]
カレンダー
04 2017/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
8 9
14 15 16 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
画面編集変更(RSS)
来訪者数(カウンター)
過去の月別記事
最新コメント
[03/28 未記入]
[01/06 あゆみ]
[06/12 未記入]
[01/26 あゆみ]
[08/20 古賀秀之。]
ブログ内検索
バーコード